作曲「ラビィ」 エクセルで遊ぼう 作画 製本 問題 作曲
作曲してみたいなー。でも、音符書くの苦手・・・鼻歌もできないし。
この作曲ソフトならいいかも。F9キーでサクッと作曲して、データをテキスト音楽ソフトにコピペして演奏させるのかぁ。演奏を聴いてから好きなようにアレンジすればいいんだ。

数式で作曲「ラビィ」

数式だけで曲(MML)を自動的に作ります。「森と泉」で制作しました。
F9キーを押すごとにA列に4/4拍子・64小節以内の曲(MML)を作ります。テキスト音楽ソフトで演奏できます。テキスト音楽ソフトの種類によってうまく演奏できない場合は、それぞれの文法に従ってMMLを修正してみて下さい。
フリーソフトです。使用により、もし不具合などが発生しましたら、自己責任でお願いします。
■はじめに■
音階付きの風鈴が風でチャラチャラ鳴っている感じの作曲ソフトです。少しでも作曲の役に立てばと思います。音はコード内の音を乱数で選んで鳴らします。コードは画面右の「コード進行作成表」でその都度乱数で作成(改造可)。
 
■ダウンロード■
ダウンロードはこちらです。raby1.63.csv(648KB)
ダウンロード後、CSVをダブルクリックするとウィンドウズのエクセルが開きます。CSVのままで動作します。
CSVの全数式表示方法・・・CtrlとShiftと@キーを同時押しすると、全数式を表示させることができます。オープンソースです。内容をご確認下さい。
作曲後に、CSVを単純に上書き保存すると、数式が消えてしまいます。上書き保存したい場合は、CSVの全数式表示させた状態で上書き保存して下さい。
CSVをエクセル(XLSX)として保存すると、単純に上書き保存しても数式が消えなくなります。
 
■まずはこのまま使ってみよう■
(1)ラビィを開く。
(2)キーボードのF9キーを押す
(3)最終4小節のコードが終わりのパターンになるまでF9キーを複数回押して下さい。
   Amの場合、E7-Am-Am-Am、任意-E7-Am-Am、任意-任意-E7-Amなど
   C の場合、G7-C - C- C、任意-G7- C- C、任意-任意-G7- Cなど
(4)A列をコピーして下さい。
(5)テキスト音楽ソフトに貼り付けて演奏させて下さい。
(6)自分の好みにアレンジして、良い曲ができたら、MMLを保存しておこう。
 
■いろいろ設定を変えてみよう■
セルをダブルクリックで内容が見られますが、=で始まっているのが数式です。変えないようにご注意下さい。
・調を選ぶ。(1…Am、2…C)
・最低、最高、初めのオクターブを指定して下さい)。オクターブの範囲はo1〜o10です。
・コード進行の自動/手動ができる。混在可。
  コード進行作成表を使い、乱数で自動的にコードが決まります。
  セルI65(1小節目)から順に手動コード入力して下さい。入力しない小節は自動コード(H列のコード)となります。コード進行作成表にあるコード以外はノートが取得できないのでご注意下さい。
・通常/特別を指定して下さい。
 通常(1)…音符は全種類。音符毎タイ率を指定できる。
 特別(2または3)…8分音符または3連8分音符のみ。音符間タイ率を指定できる。リズムを強調したい曲に。
・音符種類ごとの発生比を指定して下さい。(0〜100)
・音符種類ごとのタイ率を指定して下さい。(0〜0.99)
・偶数・奇数小節ごとの+αタイ率を指定して下さい。(0〜0.5)五七調・七五調の歌詞のために。
・次小節へのタイ率を指定して下さい。(0〜0.99)シンコペーションな感じになります。
・強弱の度合いを指定して下さい。(0,1,2,3,4,5,6)・・・ノート数が多いほど音量を下げていますがその度合いを指定します(裏技ですが-1,-2,-3,-4,-5,-6を指定するとノート数が少ないほど音量を下げます)。
・休符率を指定して下さい。(0〜0.99)
・小節数を指定して下さい。(4〜64)
・ベースパターンを1種類指定して下さい。 a4.a8a2・a2a2・a4a4a4a4・a4.a4.a4等
 
■A列で直接指定できるものもあります■
曲名・・・TrackNameの値
作曲者・・・Copyrightの値
楽器・・・@に続く値
テンポ・・・Tempoの値
移調・転調・・・10行目付近のKeyの値
パン・・・P.onCycle(!4,64,32,64,96)を修正または消す。
 
■濁った音■
・4音以上のコードには濁った音を含み、たまたまその音がメロディに連続して出てくることがあります。
・小節間タイがあると次コードにない音でも1音だけは続き、これが濁ることがあります。
・濁るのも味ですが、あまりにもというときはMMLを修正しよう。
 
120のコードが分かる早見表

色を1直線に揃えれば、そのコードが12種類分かります。

フィルムケース内にマニュアルが入っています。

フィルムケースに巻き付ける用のコードを書いた紙です。マス目は縦8.4mm、横10mmです。縦に4つに切り、左から1,2,3,4の順にフィルムケースに巻き付け、数字を隠すように糊付けします。

マニュアルです。例えばくるくる回して赤を一直線に揃えたら、もう回さずに、メジャーが12個とメジャー7が12個分かります。他の色も同様に揃えてみて下さい。ただし、紫は4列揃いませんが3列揃えればOKです。
■「コード進行作成表」改造時の注意■
・音符は「 c」、「a+」のように2文字で書き、フラットは使わず、シャープを使い、「+」で代用します。
・コードは何文字でも良いが、A+mなどのように、フラットは使わず、シャープを使い、「+」で代用します。
・「コード進行作成表」の1列目は昇順にすること(VLOOKUPという関数がうまく働きません)。
・「コード進行作成表」はAm用、C用いずれも30行×30列以内にして下さい。
・次コード候補を複数設定、そのまた次コード候補を複数設定、こうして矛盾なく(行き先が必ずあるように)作って下さい。
・下記を参考にして下さい。
コード進行作成表の動作の一例(Am用)
その1(標準) Am用(上)とC用(下)
A74' a,c+, e, g1Dm
Am3' a, c, e8AmAmE7A7A7EmDmDm
B74' b,d+,f+, a1E7
C3' c, e, g4AmE7G7Em
Dm3' d, f, a6AmAmEmB7G7E7
E74' e,g+, b, d5AmAmAmE7Dm
Em3' e, g, b2DmAm
G74' g, b, d, f1C

A74' a,c+, e, g1Dm
Am3' a, c, e4EmDmCA7
B74' b,d+,f+, a1E7
C3' c, e, g8CFFAmE7EmC7D7
C74' c, e, g,a+1F
D74' d,f+, a, c1G7
Dm3' d, f, a6G7FB7EmAmE7
E74' e,g+, b, d3CAmG7
Em3' e, g, b4CAmDmF
F3' f, a, c8FCCG7G7FmDmD7
Fm3' f,g+, c4DmCG7F
G74' g, b, d, f5G7CCE7F

その2 Am用(上)とC用(下)
A74' a,c+, e, g2DmDm7
Am3' a, c, e12AmAmE7A7A7EmDmDmG7Dm7Am7D
Am74' a, c, e, g4AmBm7Em7G
B74' b,d+,f+, a1E7
Bm74' b, d,f+, a1E7
C3' c, e, g6AmE7G7EmDA7
D3' d,f+, a3FE7G
Dm3' d, f, a6AmAmEmB7G7E7
Dm74' d, f, a, c1E7
E3' e,g+, b1Am
E74' e,g+, b, d6AmAmAmE7DmAm7
Em3' e, g, b3DmAmF
Em74' e, g, b, d2Am7Am
F3' f, a, c3E7GFm
Fm3' f,g+, c1C
G3' g, b, d3CGmE
G74' g, b, d, f1C
Gm3' g,a+, d1F

A74' a,c+, e, g2DmDm7
Am3' a, c, e5EmDmCA7Em7
Am74' a, c, e, g2Dm7F
B74' b,d+,f+, a1E7
C3' c, e, g11CFFAmE7EmC7D7Dm7GGm7
C74' c, e, g,a+1F
D74' d,f+, a, c2G7Dm7
Dm3' d, f, a6G7FB7EmAmE7
Dm74' d, f, a, c3Em7E7G7
E74' e,g+, b, d4CAmG7Am7
Em3' e, g, b4CAmDmF
Em74' e, g, b, d1Am7
F3' f, a, c9FCCG7G7FmDmD7G
Fm3' f,g+, c4DmCG7F
G3' g, b, d4Em7CAmE7
G74' g, b, d, f6G7CCE7FEm7
Gm74' g,a+, d, f2FC7

その3 Am用(上)とC用(下)
A+74a+, d, f,g+2G7Am
A+dim4a+,c+, e, g2DmE7
A74' a,c+, e, g3DmD7A+7
Aaug3' a,c+, f1Dm
Adim4' a, c,d+,f+3E7DmAm
Am3' a, c, e18AmAmE7DmFAdimEdimA+dimEaugB7A7D7G7EmF7C7CCm
B74' b,d+,f+, a3E7DmA+7
Bm3' b, d,f+1A+7
C3' c, e, g3AaugFDm
C74' c, e, g,a+4FDmF7B7
Cm3' c,d+, g1Bm
D74' d,f+, a, c1Am
Dm3' d, f, a6AmE7G7CC7B7
E74' e,g+, b, d1Am
Eaug3' e,g+, c1Am
Edim4' e, g,a+,c+1E7
Em3' e, g, b1F7
F3' f, a, c5DmB7A+dimAmA7
F+74f+,a+,c+, e1B7
F74' f, a, c,d+3E7DmAm
G74' g, b, d, f5AmDmCC7F+7

A+74a+, d, f,g+2CA7
A74' a,c+, e, g3D7DmCm
Am3' a, c, e6AmDmEmD7C+dimG+7
B3' b,d+,f+1C
B74' b,d+,f+, a4DmEmE7A+7
C3' c, e, g27CCG7FAmAmCdimGdimC+dimBGaugD7A7C7
前行の右に続けて下さいFmF7A+7GmB7CaugE7D+7EmDmG+D+mG+7
C+74c+, f,g+, b1C
C+dim4c+, e, g,a+3DmG7Dm7
C74' c, e, g,a+4FFmF7B7
Caug3' c, e,g+2FAm
Cdim4' c,d+,f+, a3G7Dm7C
Cm3' c,d+, g1D7
D+74d+, g,a+,c+2Dm7D7
D+m3d+,f+,a+1Dm
D74' d,f+, a, c3G7Dm7C+7
Dm3' d, f, a6G7B7EmCE7C+7
Dm74' d, f, a, c1G7
E74' e,g+, b, d2E7A7
Em3' e, g, b3CaugAmDm
F3' f, a, c5FCG7FmG7
F74' f, a, c,d+1C
Fm3' f,g+, c2CG7
G+3g+, c,d+1G7
G+74g+, c,d+,f+3G7DmC
G74' g, b, d, f1C
Gaug3' g, b,d+1C
Gdim4' g,a+,c+, e1G7
Gm3' g,a+, d1A7
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